南京大学
2022年度 オンライン〈中国〉
R.K.(人間社会学域国際学類 2年)
私は南京大学へオンライン留学をしました。小さい頃に中国に住んでいた経験があり、中国語の基礎はありますが、仕事でも使える中国語やもっとレベルの高い中国語を学びたいと思ったため私は中国の南京大学を選びました。留学の時期は2022年9月から2023年1月までの5か月です。2年生の初めには金沢大学の授業単位をほとんどとった為(ゼミと卒業論文以外)、2年生の後半9月から留学をしようと思いこの時期にしました。私はオンライン留学だったため、全部自宅で授業を受けました。私は金沢大学のオンデマンドで受けるゼミをとりながら、オンライン留学をしました。授業の時間帯にもよりますが、オンライン留学は金沢大学の授業と一緒に取ることができるので、四年生で卒業することができました。また、中国なので時差が1時間程度しかなかったのも金沢大学の授業と併合して取れたのは良かったと感じます。オンライン留学までするべき準備は少く、主に二つです。私は高いレベルの中国語を学びたかったため、HSK6級の資格を取りました。自分の学びたいレベルに合わせて勉強しておくと、授業のレベルと差が開きすぎないため置いていかれることなくついていくことができると思います。二つ目は履修方法をよく理解しておくことです。南京大学の留学生への説明会へ参加し授業の履修方法を向こうの大学の先生にメールで相談しながら学びました。オンライン留学で身近に友達がいないため、しっかり先生や留学係さんとメールでやり取りをした方が良いと思います。留学中苦しかったことは、友達ができないとこととモチベーションが上がらないことでした。乗り越えた方法としては、ネット越しでも学生とはよくコミュニケーションと取ること、連絡先を聞きやり取りを行うことで仲良くなったことです。ネット越しだからと恥ずかしがらず積極的に発言や声掛けすることが大事だと思います。友達ができると私は自然と授業も楽しみになり、勉強することが苦にならなくなりました。留学して良かったと感じることは、普段日本で中国を話す環境がなかったため、書面上の知識があったものの活用ができませんでした。しかしオンライン留学をすることで人と話す時間が増えたため、語彙力が上がったと同時にスピーキング、リスニングの上達が日本で勉強する時と段違いだと感じました。文章を読むことが苦手な私でしたが、文章をとにかく読む授業で長文でも一回でよく理解ができるようになり、自分の中国語のレベルが明らかに高くなっていると思いました。また良かったと感じることはそれだけでなく、友達と文化交流することで中国に対する知識や若者のトレンドについてよく知ることができました。オンライン留学でできた友達は今もSNSで繋がっており交流をしています。卒業後、私は自分の留学で培ったスピーキングをもっと使って行きたいと思ったため、海外支店の多い商社で営業をすることに決めました。オンライン留学は楽しくないと思う方が多いですが、自分でいくらでも楽しくする方法があると思います。海外に行く留学も、積極的に自分方人に声をかけたり、文化を楽しむ心がなければ楽しむことはできません。それと同じくオンライン留学でもそれらを大事にすればオンライン留学でも十分に楽しむことができると思います。海外へ直接行く留学に比べて日本にいながらなのでお金もかからないので手っ取り早く語学を勉強したい方にはとてもおすすめします。