脳神経医学セミナー「小胞体Ca²⁺チャネル/IP₃受容体 ―細胞代謝での新しいパラダイムの確立―」

登録日:2026-5-14
一般参加OK
開催日・期間
2026年6月4日(木)17:00 ~ 18:00
開催場所
金沢大学 宝町・鶴間キャンパス 医学図書館2階 十全スタジオ
会場の地図はコチラ
募集対象
履修者の他,一般の方の来聴も歓迎します
イベント内容

【演題】小胞体Ca²⁺チャネル/IP₃受容体 ―細胞代謝での新しいパラダイムの確立―
【演者】上海科技大学 免疫化学研究所 教授 御子柴 克彦 氏

 御子柴先生は,運動失調を示す突然変異マウスで欠損していた高分子膜タンパク質がIP₃受容体であることを発見し,cDNAクローニングに世界に先駆けて成功しました。IP₃受容体が細胞内のカルシウム振動を起こすことを見出し,細胞内の小器官にすぎない小胞体が発生・分化,運動機能,神経可塑性を制御するという新しいコンセプトを提出しました。

 患者の遺伝子解析により,IP₃受容体1型がヒト脊髄小脳変性症の原因遺伝子であることを見出して病気に深く関わること,IP₃受容体が癌におけるワールブルグ効果,Bcl-2ファミリーを介するアポトーシス,小胞体ストレス応答,ウイルスの増殖・感染に関与するなど細胞代謝全体に深く関わることを見出しました。

 御子柴先生率いる研究グループは近年,細胞内で抗体が凝集することなく可溶化して働く『安定細胞内抗体 ultra-stable cytoplasmic antibody STAND』の技術開発に成功し,細胞内タンパク質の操作による,生命現象の理解や疾患治療が可能になってきました。セミナーでは,その具体例も紹介します。

 御子柴先生はIP₃受容体の発見者として高名な研究者です。先生のお話を直接聞ける貴重な機会ですので,ぜひご参加ください。

【単位認定対象の科目】
  ●医薬保健学総合研究科(博士課程)医学専攻
   科目名「Up-to-dateセミナー」

  ●医学類
   科目名「最新医学研究」

参加方法
事前登録不要
添付ファイル
お問い合わせ先

金沢大学医薬保健研究域医学系 教授 河﨑 洋志 E-mail:kawasaki-labo(a)umin.ac.jp ※(a)は@に置き換えてください。

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