- 開催日・期間
- 2026年2月27日(金)16:30~17:30
- 開催場所
- 金沢大学 角間キャンパス 未来知実証センター 3階オープンフロア
イベント内容
生体を構成する基本要素であるアミノ酸は,その体内量を一定に保つことが生理機能の維持に不可欠です。これまで,摂食量や代謝状態を変化させることで栄養環境に適応する仕組みが広く研究されてきました。一方で,摂取した栄養の「出口」にあたる排泄が,生体内のアミノ酸恒常性に果たす役割については十分に検討されていません。そこで理化学研究所生命機能科学研究センターの特別研究員である大井 綾乃氏は,「排泄を介したショウジョウバエの アミノ酸恒常性維持」の研究において栄養操作や遺伝学操作が容易なショウジョウバエを利用し,摂食タンパク質量が排泄アミノ酸量に与える影響を解析しました。排泄物中のアミノ酸を定量する手法を独自に確立し,餌中タンパク質濃度に応じて排泄量の迅速かつ顕著な変化が起きることを観察しました。組織特異的な遺伝学操作により排泄器官である尿細管(マルピーギ管)がアミノ酸の恒常性維持に重要であることが明らかになり,さらなる排泄機構の解析も行いました。
本セミナーでは,大井氏を講師に迎え,これまでに得られたデータをもとに,栄養適応における排泄の役割について議論します。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
- 参加方法
- 申し込み不要です。当日,会場へお越しください。
- 添付ファイル
お問い合わせ先
金沢大学 新学術創成研究機構 次世代医療創成研究コア マイクロバイオーム研究ユニット 教授 倉石 貴透 (内線:4423)
