第9回超然文学賞募集要項

趣 旨 ― 創作で、切り開く ―

 遠い過去から広く世界に読み継がれ,研究され続ける文学作品とはどのようなものでしょうか。それは,自分自身と世の中をしっかり見つめ,問題意識を持ち,古今東西の様々な書物に学び,自ら答えを出そうとして書かれ,その成果を広く世に問うている作品です。そして私たちがいま生きているこの時代にも,このような創作が生まれ続けていることは間違いありません。

 内面的な思索に始まり,学校における人間関係,国内における自然災害や人口減少や移民問題,世界を見渡せば戦争やテロリズム,あるいはAI に代表される技術革新やグローバリゼーションなど,現代社会には多くの課題が存在し,私たちにはそれを解決していく力が求められています。そのため教育の場面でも課題解決型・探究型の学びが進められています。そこでは「読む」能力ばかりでなく「書く」能力も強調されます。つまり,この社会の一員としてどう生きるかを考え,それを言葉によって発信することが求められているのです。

 超然文学賞応募作を読むたびに驚かされるのは高校生の社会を見る目の純粋さと,自分の考えを創作という形で言葉にしようとする熱意です。もしあなたが自分自身の思いを言葉にすることで人生を切り開きたいと考えるなら,ぜひ超然文学賞を目標に創作してください。

 本文学賞がその名称に掲げる「超然」とは前身校である旧制第四高等学校において育まれてきた「超然主義」を踏まえた言葉です。そして本学の立地する金沢は,徳田秋聲・泉鏡花・室生犀星など磨き抜かれた言葉の力で時代を切り開いた作家たちを育んだ歴史があります。金沢大学は『超然文学賞受賞作品集』,超然特別入試,同人誌『北辰』,「文芸創作実践」等の授業を用意し,あなたの熱意をさらに大きく育みます。

 超然文学賞はあなたのチャレンジを待っています。

応募部門

 小説部門  1人1編(40字×40行・5~8枚)
 短歌部門  1人15首

応募資格((1)又は(2)を満たす者)

(1)令和8年度に高等学校,中等教育学校後期課程,特別支援学校高等部,又はその他高校相当の学校(※)在学者で,次のいずれかに該当する者
   ※高等専門学校(4年次以上を除く),専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る),文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設等
   ①在学中に,全国規模の組織が主催した又は文部科学省が後援した文学コンクールの小説部門,短歌部門で入選以上の成績を収めたことがある者,
又は全国紙の短歌投稿欄に作品が掲載された経験のある者
   ②在学中に,各都道府県規模の組織又は各種公共団体,新聞社,出版社等が主催する文学コンクールの小説部門,短歌部門で上位入賞を果たしたことがある者
   ③所属学校長より応募の承諾を得た者
(2)過去2年以内に,高校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者で,次のいずれかに該当する者
   ①過去2年以内に,全国規模の組織が主催した又は文部科学省が後援した文学コンクールの小説部門,短歌部門で入選以上の成績を収めたことがある者,又は全国紙の短歌投稿欄に作品が掲載された経験のある者
   ②過去2年以内に,各都道府県規模の組織又は各種公共団体,新聞社, 出版社等が主催する文学コンクールの小説部門,短歌部門で上位入賞を果たしたことがある者

応募方法

(1)未発表の作品に限ります。ただし,学校在学中に学校の発行物等に発表した作品は応募可,他の賞に応募した作品は応募不可とします。

(2)作品の応募様式は以下のとおりとします。

  ①共通
   ・本学Webサイトからダウンロードした本賞の所定様式(部門別)に作品を入力し,A4判サイズにプリントアウトすること。【※手書き不可】
   ・氏名及び学校名等の個人情報は,様式内には記入しないこと。
   ・プリントアウトした原稿用紙の右上肩を綴じること。袋綴じにはしないこと。
   ・小説・短歌部門とも各2部(コピー可)を提出すること。
   ・不備がある場合は受理しない。
  ②小説部門
   ・所定様式(40字×40行,1600字詰め用紙)により5枚以上8枚以下で書くこと(分量としては,400字詰め20枚以上30枚以内相当)。
   ・1ページ目の最初の行を空白にし,2行目に「タイトル」を書き,3行目を空白にし,4行目から本文を書き出すこと。
  ③短歌部門
   ・所定様式により1ページ目の1行目に15首一連の「タイトル」を書き2行目から短歌を書き出すこと。各ページにつき5首を記すこと。

(3)本学Webサイトからダウンロードした「作品応募票」に必要事項を記入の上,2部作成し(コピー可),応募作品とともに提出してください。「作品応募票」の個人情報は本賞以外に使用しません。

(4)筆名での応募はできません。

(5)応募作品及び提出書類は返却しません。

(6)応募資格(1)①②又は(2)①②により応募する者は,文学コンクール等での受賞歴を証明する書類(表彰状のコピー等),又は全国紙短歌投稿欄の掲載を証明する書類(新聞名,掲載日時を証明できる新聞コピー等)を応募作品とともに提出してください。受賞歴等の情報は,本賞審査以外に使用しません。応募資格(1)③により応募する者は,所定様式により所属学校長が作成した「応募承諾書」を応募作品とともに提出してください。

(7)提出方法は,郵送に限ります。送付の際には,「書留」とし,封筒の表に「超然文学賞応募原稿在中」と朱書きし,裏には差出人の氏名,住所を明記してください。

(8)受賞作品及び学校名・氏名等は,本学発行紙や本学Webサイト等に掲載するほか,報道機関等に提供します。

(9)受賞候補となった作品については,受賞の意向確認をします。

(10)受賞作が本人の作品でないこと(他者の加筆,または生成AIの利用が疑われる場合を含む)等,本学への申告に虚偽があることが判明した場合は,授賞を取り消します。

(11)応募作品にかかる著作権その他の権利に係る紛争は,応募者又は代理人と当該著作権者との間で処理することとします。

(12)受賞作品の版権は,主催者に帰属します。

ダウンロード

  • 募集要項[PDF
  • チラシ[PDF
  • (様式)作品応募票[ PDFWord
  • (様式)原稿用紙(小説部門)[ Word
  • (様式)原稿用紙(短歌部門)[ Word
  • (様式)応募承諾書[ PDFWord

応募期間

令和8年7月1日(水)から8月17日(月)まで(必着)

審査方法

本学の学内委員と学外委員(小説家:里見蘭氏,歌人:黒瀬珂瀾氏)で構成する審査委員会によって,審査します。なお,審査委員への質問等は認めません。

授賞

最優秀賞 各部門 1作品  :賞状・楯・副賞(図書カード3万円分)

優秀賞  各部門 2作品程度:賞状・楯・副賞(図書カード1万円分)

佳作   各部門 3作品程度:賞状・副賞(図書カード5千円分)

 ※該当なしとする場合があります。

結果発表

令和8年10月7日(水)に本学Webサイトにて発表します。受賞者には結果を通知します。

表彰式

優秀賞以上の受賞者を対象に表彰式を行います(10月中旬予定)。

その他

入賞者には,本学が実施する超然特別入試(超然文学選抜)への出願資格を付与します。超然特別入試の詳細は,本学 Web サイトを確認してください。

本学Webサイトトップ→入試情報・高大院接続→入試制度(学士課程の入学者選抜)→特別選抜→超然特別入試

超然特別入試

送付・問合せ先

金沢大学高大接続コア・センター 「超然文学賞」担当
〒920-1192 石川県金沢市角間町
[電話] 076-264-5162 [平日9:00~17:00 祝日を除く]
[e-mail] chozenbungaku(a)adm.kanazawa-u.ac.jp  ※(a)を@に置き換えてください

 

主 催

金沢大学

 

                                                      

FacebookPAGE TOP