ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.46

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概要

金沢大学広報誌|アカンサス No.46

Go to the laboratory研究室へGO!金沢大学には400を超える研究室があり,教員・学生は日々研究に励んでいます。一口に研究室と言っても,その特徴はさまざま。教員や学生に研究内容や研究室の雰囲気などの話を伺い,その魅力を伝えます。地域社会学研究室[地域創造学類]どんな研究をしていますか?少子高齢化などを背景とした地域コミュニティにおける課題を研究対象に,自治体と連携して継続的に調査・分析を実施しています。調査結果から見いだした地域ごとの課題に対して解決策を検討し,住民や行政に向けて報告するなど,研究成果を地域に還元しています。この研究室の特徴を教えてください!地域の実態の把握に重点を置き,石川県小松市や金沢市と協働して住民を対象とした意識調査に取り組んでいます。小松市では,平成24年から継続して市民幸福度調査を実施しており,5つの指標から幸福度を測定し,経年的な変化や地区ごとの差異を明らかにしています。学生から研究報告を聞く眞鍋教授専門:地域社会学[教員]眞鍋知子教授学生に聞きました!この研究室の魅力は?多くの自治体職員との関わりを通して,地域をより良くするためのまちづくりの現場に触れる機会に恵まれています。また,住民同士で地域の課題について話し合うワークショップを自治体と共同で開催するなど,地域活性化の一助となる研究に取り組むことにやりがいを感じます。ワークショップの様子非侵襲機能イメージング研究室[保健学類]どんな研究をしていますか?生体に痛みや傷を与えることなく体内の断層画像を撮影する非侵襲イメージングの中でも,磁気共鳴イメージング(MRI)について研究しています。生体内の機能および形態情報を早く正確に取得するための撮像法や画像解析法の開発に取り組み,診断・治療や健康増進に貢献します。最近の研究成果を教えてください!臓器が体位変化時に重力の影響を受けることに着目し,任意の姿勢で全身の機能画像を取得できる「グラビティMRI」をがい企業と共同で開発しました。従来の臥位に加え,立位や座位など多姿勢での撮像により,体位変化に起因する生体内の機能や形態の変化を調べ,疾患の病態解明につなげます。座位グラビティMRIによる撮像の様子臥位専門:磁気共鳴医学,診療放射線技術学[教員]宮地利明教授,大野直樹助教学生に聞きました!この研究室の魅力は?研究室のモットーは“Pay it forward”(次に渡す)です。研究室主催のセミナーでは,研究者や診療放射線技師として活躍する先輩方から,MRIの最先端の研究や臨床現場での活用などを直接学べます。自分たちも後輩に受け継いでいけるよう,最新の知見を踏まえて研究を進めていきたいです。学生にMRIの理論を教える宮地教授1446

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