ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.45

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金沢大学広報誌|アカンサス No.45

数物科学類ガジャマダ大学との二重学位取得プログラム第1期生が修了物質化学類夏休みの化学体験イベントが盛況!インドネシアのガジャマダ大学との修士二重学位取得プログラム第1期生である外国人留学生3名が,9月に大学院自然科学研究科博士前期課程を修了しました。8月6日と7日の修士論文発表会では「第一原理的手法に,おける薄膜への外部磁場印加」などそれぞれの研究テーマについて英語で発表。教員や他の学生らと活発な質疑応答がありました。修士論文発表会での発表風景8月7日から3日間,高校生を対象に化学体験イベントを実施しました。「理学の広場」では,分子と光の実験から最先端のサイエンスを体験し「キャンパスビジット」では,,太陽電池やスーパーボールの作製実験を通して化学の原理に触れました。また「学類体験プログラム」では,Webサイトや大学案内で伝えられない学類の雰囲気を感じていました。キャンパスビジットでの実験風景新NEWS機械工学類材料工学研究室では,新エネルギー・産業技術総合開発機構「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」等の支援を受け,省エネルギー戦略に寄与する超高強度新規金属材料を開発しています。結晶方位解析も可能な走査型電子顕微鏡など,学生は最新鋭の研究設備を駆使し,材料特性向上に向け,試行錯誤を重ねながら研究に取り組んでいます。省エネルギーにつながる超高強度新規金属材料の開発材料組織の観察を行う学生フロンティア工学類制御工学による天体望遠鏡開発への貢献電子情報通信学類研究室対抗ソフトボール大会「松村杯」を開催システム制御研究室は「せいめい望遠鏡」の開発に参加しています。これは,京都大学を中心として岡山県浅口市に建設された東アジア最大級の天体望遠鏡であり,世界初の花弁型分割主鏡から構成されます。18枚の分割鏡に対して100ナノメートルオーダーの精度でリアルタイム制御を施す必要があり,京都大学と共同開発した制御則が実装されています。せいめい望遠鏡で採用された世界初の花弁型分割主鏡7月14日,毎年恒例の電子情報系研究室対抗ソフトボール大会が開催されました。この大会は30年以上の歴史を持ち「松村杯」の呼,称は同大会で大活躍した松村文夫名誉教授からの優勝杯寄贈にちなんだものです。今年も熱戦が繰り広げられ,磁気応用工学研究室と振動発電研究室の合同チームが優勝を飾り,研究室を超えて交流が深まっています。優勝した磁気応用工学研究室と振動発電研究室の合同チーム地球社会基盤学類北陸地方の道路構造物の維持管理に関する講演会を開催生命理工学類宇宙で骨量低下を抑制するメラトニンの作用をウロコを用いて証明8月5日,金沢大学サテライト・プラザにて,北陸道路研究会による「北陸地方の道路構造物の維持管理に関する講演会」が開催され,約100名が来場しました。桝谷浩教授と栗橋祐介准教授が,落石から道路を守る構造物の重要性や設計法について講演。また,適切な維持管理の仕方について,活発な議論が交わされ,参加者らは理解を深めました。宇宙空間では,骨を壊す細胞「破骨細胞」が活性化し骨が弱くなります。鈴木信雄教授は,他の国内研究機関と共同で,魚類のウロコをヒトの骨モデルとして,概日リズム調節ホルモン「メラトニン」が骨吸収を抑制することを実証しました。今後,メラトニンが宇宙飛行士の骨量低下の予防・治療骨を作る骨芽細胞と骨を壊す破骨細胞薬として活用されることが期待されます。が共存する魚類のウロコの模式図薬学類・創薬科学類1年生が薬学早期体験学習で製薬企業を訪問保健学類高校生参加型アクティブ・ラーニング授業を初めて実施9月の薬学早期体験学習で,1年生73名が辰巳化学(株)松任第一工場,参天製薬(株)能登工場,小野薬品工業(株)福井研究所に分かれ,企業訪問しました。医薬品の研究開発や製造現場の見学,企業担当者からの説明を通して,実社会における薬学の役割について学びを深めました。また,自分自身の職業や将来を考える良い機会となりました。企業担当者から説明を受ける学生ら保健学類では1年生を対象に,5専攻合同のアクティブ・ラーニング授業を実施しています。今年度は,初めての試みとして,この授業の一部を高校生参加型に展開。北陸三県以外に,三重県や群馬県の高校からも参加がありました。高校生と大学生は,少人数のグループに分かれ,医療に関する話題について議論を深めました。事前に調べた話題について,大学生が作成したポスターで議論4511

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