ブックタイトル金沢大学広報誌|アカンサス No.43

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金沢大学広報誌|アカンサス No.43

数物科学類数物科学系の新任教員2名による理学談話会を開催物質化学類学生らが積極的に短期研究留学へ1月24日,数物科学系の吉田靖雄准教授と有元誠助教による談話会を開催しました。吉田准教授は,電子軌道などにアクセスできる極低温・強磁場中走査型トンネル顕微鏡を用いた研究を,有元助教は,次世代光センサーMPPCを用いた新たなX線CTシステムの創出について紹介。参加した学生らは,最先端の研究内容に刺激を受けていました。研究紹介する吉田准教授「大学の世界展開力強化事業」※1の支援の下,物質化学類と大学院自然科学研究科物質化学専攻の学生8名がロシアのカザン連邦大学で短期研究留学に参加しました。学生らは研究に取り組むとともに,異文化交流を行いました。また,タイへの留学プログラムにも5名が参加するなど,多くの学生が海外での研究経験を積んでいます。朝食を取りながらのラボミーティング新NEWS機械工学類機械物理研究室では,光などの自然現象を活用した高速・知的情報処理の創成を目指した研究に取り組んでいます。応用物理学会の「光AIの最新動向」と題したシンポジウムでは,学生・教員らが参加し,活発に議論を交わしました。また,スペインで開催された国際シンポジウムでは,学生が光AIに関する最先端の研究成果を発表しました。光を活用した人工知能(AI)システムの確立を目指してスペインの国際シンポジウムで発表する学生フロンティア工学類災害現場などで活躍するタフなロボットを開発電子情報通信学類アジア太平洋プラズマ物理学国際会議を開催フロンティア工学類では,内閣府「革新的研究開発推進プログラム」の支援を受け,災害現場などの極限環境でも仕事ができるロボットの実現を目指し,突風の中でも飛行できるドローンや,触覚センサを搭載した索状ロボットを開発しました。屋内および屋外での試験評価を通して,実際の現場でも使える技術であることを実証しています。突風の中でも飛行できるドローン11月12日から16日にかけて,電子情報通信学系の教員が現地実行委員の中心となり,第2回アジア太平洋プラズマ物理学国際会議(AAPPS-DPP 2018)が開催されました。また,サテライトワークショップとして,さきがけ先魁プロジェクト※2「革新的デバイス創製をアジア太平洋プラズマ物理学国際目指した次世代エレクトロニクス研究拠点の会議参加者形成」の国際シンポジウムを実施しました。地球社会基盤学類水環境工学研究室が国土交通省の下水道革新的技術実証事業に採択生命理工学類海洋生物資源に関する国際ジョイントシンポジウムを開催水環境工学研究室は国土交通省「下水道革新的技術実証事業」に採択され,鳥取環境大学,民間企業と共同で,稲わらと下水汚泥を高濃度混合高温消化・炭化する技術を核とした地域内循環システムに関する研究を推進しています。このシステムにより,高効率の下水処理技術が確立されるほか,温暖化ガス発生の抑制につながることが期待されます。地域内循環のイメージ図12月17日,本学とタイのプリンスオブソンクラ大学(PSU)が合同で,海洋生物資源に関する国際ジョイントシンポジウムを開催しました。本学およびPSUからそれぞれ3名の研究者が,エビや魚などの増養殖と加工に関する研究発表を行いました。また,国際ジョイントシンポジウム参加者午後からはポスターセッションが行われ,有意義なシンポジウムとなりました。薬学類・創薬科学類「AO入試の紹介」動画を公開中保健学類社会人大学院生が眼球運動測定装置を用いた臨床研究を発表平成30年度入試から薬学類・創薬科学類のアドミッション・オフィス(A O)入試が大きく変わりました。将来の薬学分野でリーダーとして活躍することを目指す方のためのAO入試について,高校生をはじめ,多くの人に知ってもらうために動画を作成しました。ぜひご覧ください。http://www.p.kanazawa-u.ac.jp/user/entrance/ao.html作業療法学専攻博士前期課程の学生2名が,日本高次脳機能障害学会において,眼球運動測定装置を用いた研究を発表しました。この装置は,刺激を発生させる別装置と連動して視線の詳細な解析が可能なため,高齢者や脳損傷者の空間的注意能力の解明に役立つことが期待されます。今後,眼球運動測定装置取り付けの様子臨床応用に向けて,研究をさらに進めます。と,装着用アイカメラ(右下)※1国際教育連携の取り組みを支援する文部科学省の事業。※2本学の次世代を担う研究グループの育成を目指す取り組み。4311

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