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金沢大学Web広報誌 e-Acanthus

イタリアのサンタ・クローチェ教会壁画修復プロジェクト中間報告会

2007年9月14日

 9月14日,イタリア・フィレンツェにおいて,サンタ・クローチェ教会壁画修復プロジェクトの中間報告会がありました。本学からは,林学長,本木理事(総務人事担当),長野理事(研究・国際担当),宮下教育学部教授(プロジェクト統括責任者)及び原田学術国際課長らが出席しました。

 平成16年の調印から3年目を迎え,5ヶ年計画の道半ばにさしかかっていることから,壁画修復作業の経過とこれまでの成果を広く公表し,イタリアのみならず世界の文化遺産の修復活動の参考としてもらうため,今回の中間報告会を開催しました。

 学長,教会及びフィレンツェ修復研究所の各代表挨拶の後,宮下教授及び修復研究所のダンティ壁画部長から,大礼拝堂内に建設された高さ26メートルの画期的な研究・修復用足場,最新の科学技術による大礼拝堂建築や壁画の分析調査,順調に進展している壁面の洗浄作業,亀裂部分の補填,水彩絵具による剥落部分の補彩作業についての報告が鮮烈な映像とともに紹介され,つめかけた関係者,報道関係者から驚嘆の声が上がりました。

 なお,本プロジェクトと並行して宮下教授は,金沢大学の教育学部棟において,同壁画の一画面(5×7m)を原寸かつ当時と同じ材料と技法によって復元中であり,両プロジェクトの成果を基にした国際シンポジウムを11月23日に本学で予定しています。

2007年9月の記事

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