金沢大学Web広報誌 e-Acanthus
「いしかわ金沢学」奥能登文化体験コース
2007年8月7日~8日
石川地域留学生交流推進会議が主催の「いしかわ金沢学」奥能登文化体験コースに,金沢大学留学生センターが協力し,8/7,8日の2日間にわたり珠洲市や輪島市で地元の人たちと交流を図りました。
初日は金沢大学が研究,教育,交流の拠点としている「能登半島里山里海自然学校」で地元の小学生から子供キリコについての説明を受けました。その後地元の集会場にて「各国の祭り事情」をテーマに地域住民との懇親会が開かれ,各国の留学生がそれぞれの国のまつり事情について話をし,参加した地域の人たちと交流を深めました。参加者はそれぞれの話を聞き,「まつり」はその土地の風土,宗教,料理等の影響を受けながら,その国々の生活や文化と密接にかかわりあってきたことを学びました。夜には鉦,太鼓が打ち鳴らされる中,若者たちに担がれた14mもの大キリコ7台が沖の松明を目指し,海中乱舞する勇壮な祭り「七夕キリコまつり」を見学しました。
2日目は珠洲市の海岸清掃活動をした後,能登半島地震で被災した輪島市門前町の総持寺祖院を訪れて被災状況を視察し,座禅や精進料理を体験しました。
「能登里山里海自然学校」は130年の歴史を持ちながら2004年に廃校となった旧・珠洲市小泊小学校の施設を,珠洲市や三井物産環境基金の支援を受け「里山里海自然学校」の拠点として金沢大学が再生した施設です。今回の活動を通して,この自然学校が珠洲市小泊地区において果たしている役割の大きさを痛感しました。過疎化の進む能登半島の先端において金沢大学ができること,それは単に廃校となった施設を利用しているということだけではないのです。開校してわずかの間に,そこには自然学校を中心とした地域のネットワークが広がり,すでに地元の方たちの生活になくてはならない存在になっていることを目の当たりにしました。


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