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金沢大学Web広報誌 e-Acanthus

外国語教育研究センターが今年度第二回の研究会を開催しました

2007年5月29日

 外国語教育研究センターでは,5月29日(火),本センターの中国語スタッフを講師として,「統一教材によるペア授業の実践報告」と題した今年度第二回の研究会を開催しました。

 統一教材『アカンサス中国語』が作成された経緯は以下のようなものです。2006年度の教養教育刷新に伴い,初習言語は週2回の授業(前期はA1とA2,後期はA3とA4)を連携をもって実施するように求められました。これを受けて中国語系では,日本人教員と中国人教員がペアを組み,前者が主として文法事項を説明し,後者が文法事項を踏まえた会話練習を担当することに決めました。そして両者の連携が十分に機能するようにと,センタースタッフが中心となって本教材を開発し,2006年度の新入生全員に対して,この1冊のテキストを使ってペア授業を行うに至りました。

 研究会では,まず杉村安幾子准教授が『アカンサス中国語』について,発音・文法解説の執筆を日本人教員が,会話作成を中国人教員が担当したこと,教科書には単語表,宿題用ドリル,CD=ROMが付され,学生の予習・復習を前提とした,やや難易度の高い教科書となったことなどを説明しました。次に矢淵孝良教授が,この教材のメリットであるCD-ROMを活用すれば,自分の発音の波形をモデルの波形と比べて修正できることを実践を交えて紹介し,参加者も体験しました。最後に,趙菁准教授が,本教材を使って中国語を学んだ受講者の反応を,アンケートを元に報告しました。学生たちの満足度は総じて高く,文法事項を学んだ後の中国人教員による会話の授業を楽しめた学生も多かったようです。今後,説明の不十分な点への対応や評価についての教員間の連携を深めるなど,授業改善に取り組んでゆきたいとのことでした。

 報告後は,初習言語担当者を中心に活発な質疑応答が行われました。本学の語学教育における統一教材の開発と使用をめぐって,有意義な情報が提供された研究会でした。


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2007年5月の記事

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