金沢大学Web広報誌 e-Acanthus

大学院法務研究科・法情報センター北陸講演会

2006年11月25日

 大学院法務研究科・法情報センター北陸は11月25日,金沢大学サテライト・プラザで東北大学大学院情報科学研究科河村和徳助教授による「法律・行政の情報提供が抱える課題」と題する講演会を開きました。

 河村助教授は,行政から市民への行政サービスが,インターネットの普及によりホームページによる情報提供,ネットでの手続きが可能となり,市民は必要なときに必要な情報を入手し,簡単に手続きが出来るようになった反面,市民の行政に対する関心の度合,コンピュータ操作の習熟度などに応じて入手する情報量に格差が生まれることから,安易なネット化に警鐘を鳴らしました。その上で,市民と行政との真の信頼関係を築くために,コンピュータ操作の技能を既に身に付けている人への対応と,そうでない人への対応のためのシステム作りをする必要があるとして,行政の効率化と共に誰もが容易に情報入手,手続き等ができる具体策を提言しました。また,民事・刑事を問わず法による紛争の解決に必要な情報やサービスを受けられる司法支援センター,いわゆる「法テラス」について解説しました。

 参加した50歳代の女性は,「行政の情報を入手しサービスを受けるため必要と思い,今パソコンを習っている」と述べ,法律・行政の情報提供について関心と理解を深めた様子でした。

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