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日本人学生 × 金沢大SGU

人間としての自己を磨き,専門人としての自己を磨き,
グローバル社会で活躍する「金沢大学ブランド」の人材へ。

*金沢大学 海外インターンシッププログラム「フィリピン・イフガオ」*
人間社会環境研究科 人間社会環境学専攻

川邊 咲子 さん

本プログラムでは、イフガオ・マニラ・ロスバニョスを回り、現地の大学等の研究・教育機関や行政機関、日本大使館や国際協力機構(JICA)フィリピン事務所、日本企業(三井物産株式会社マニラ支店)などを訪問し研修や交流を行いました。フィリピン農村部について、主に農業、教育、観光の点から学ぶことができ、また日本とフィリピンが築いてきた外交関係、交易や開発援助の現状についても見識を深めることができました。

特にイフガオでは、金沢大学と国立イフガオ州大学が共同で実施している「イフガオ里山マイスター養成プログラム」の講義や研究発表を聴講し、ユネスコ世界遺産・世界農業遺産に認定された棚田をめぐるエコツーリズムや伝統的な石垣の補修作業を体験したことが印象的でした。それらの活動を通し、文化継承や観光、農業などの点で、現地の人々が何を課題としどのような取り組みを行っているのかを体感できたことがこのプログラムの特徴だと思います。

フィリピン人は親切でフレンドリーな方が多く、さらに普段から大学や公的機関では英語が使われることが多いため、ほとんどの人が流ちょうな英語を話します。したがって、英語力を伸ばしたい、試したいという学生にとっても大変良い環境だと思います。フィリピンもFacebookなどのSNSや電子メールを活発に利用している人が多いので、積極的に連絡先を交換しておけば帰国後もつながりを保てます。そのおかげで私も自身の研究のためのネットワークを築くことができ、イフガオを再び訪れた際には多くの方々にスムーズに再会することができました。

また、フィリピンの学生や研究者の方々はまじめで勤勉な方が多いという印象を受けました。特に「イフガオ里山マイスター養成プログラム」の研修生の研究発表では、地域の文化や産業、自然環境に関して、研修生それぞれが異なる視点から分析・考察を行い、精力的に学び、活動している様子に大変刺激を受けました。

フィリピンでは、発展の最中にある地域の現状を、様々な側面から、英語を使って学ぶことができます。他では見られない独特な文化や自然環境など魅力も満載なので、少しでも興味がある方は是非!

(掲載日:2018年4月3日)

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