心臓外科手術ライブを小学生らが見学
医学部附属病院で7月25日,小学生らが病院の手術室で実際に行われている心臓外科手術をモニターで見学する体験学習が行われた。これは,附属病院の心肺・総合外科が小学生のための公開親子体験学習として,県内の小学校4年生から6年生の児童とその保護者を対象に募集したもので,120組余りの応募者の中から選ばれた24組の親子が参加した。
午前中に行われた幼児の「先天性心疾患」の手術で,参加者は人間の心臓と似ているという豚の心臓で心臓の構造を学んだ後,同外科の渡邊剛教授から手術手順,疾患の治療方法などの説明を受けながら,モニターに写る心臓手術を見学した。この手術は,心臓の動きを止めて心臓に開いた穴をふさぐもので,参加者は「どうして穴が開いたのか。心臓を止めても死なないのか。縫い合わせの糸は切れないのか」などと活発に質問しながら,てきぱきと進められる手術に見入っていた。午後からは渡邊教授が執刀する「冠動脈バイパス手術」も見学した。
体験学習を企画した渡邊教授は「就任当時からやりたかった企画だった。医師がどんな治療を行っているのか,子供たちに興味を持ってほしい。参加者から医師を目指す子供が出ればうれしい」と話している。
心臓に出来た穴を子供たちに説明する渡邊教授
豚の心臓で心臓の構造を学ぶ

