人文学類

人文学類では,人間の行動・思考・創造,思想・歴史・文化・言語について考究する人文諸学の成果を学び,専門とする学問(コース・専門分野)の専門 知識を有し,さらには人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ以 下のような学類の学習成果を上げた者とする。

  1. テキストを正確に読解することができる。
  2. 文化や社会,人間行動に関して,課題を発見することができる。
  3. 課題を探究するために,情報収集・調査や,情報の分類・分析を行うことができる。
  4. 知識を人びとと共有するために,自らの議論を説得的かつ論理的に口頭あるいは文章で表現できる。
  5. 他者理解に対する高い関心とコミュニケーション能力を持つ。6.複数の議論を整理し,それらを総合する思考力を持つ。

心理学コース

心 理学コースでは,人間の行動・認知・思考,思想・歴史・文化・言語について考究する人文諸学の成果を学び,専門とする心理学コースの専門知識を有し,さら には人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ学類のディプロマ・ ポリシーに掲げた学習成果を上げるために,以下のような心理学コースの学習成果を上げた者とする。

  • 人や動物の心理的現象について,科学的理解をすることができる。
  • 実験や調査を通して,人や動物の行動を客観的・計量的に理解することができる。
  • 数量的な測定法を学ぶことで,人間や動物の行動を客観的に理解する基礎を身につける。
  • 自ら課題を設定し先行研究を整理した上でデータを収集し,それらを考察して総合することができる。
  • 外国語で書かれた海外の先行研究を講読し,理解を深める。
  • 実験や調査によるデータ収集と分析,考察した結果を,客観的に記述し口頭や文書で発表報告することができる。
  • 心理学の基本概念を理解し,基礎的知識を習得するとともに,大学院等での専門的研究,社会における専門的職業への知的基盤を培う。

人間科学コース

人間科学コースでは,人間の行動・思想・文化,思考・創造・歴史・言語について考究する人文諸学の成果を学び,専門とする人間科学コースの各専門分野の専門知識を有し,さらには人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ学類のディプロマ・ポリシーに掲げた学習成果を上げるために,以下のような人間科学コースの学習成果を上げた者とする。

  • 人間科学を構成する各専門分野の学習を通じて,人間・社会・環境についての総合的・多元的な理解を得ることができる。
  • 自ら課題を設定し,その解決のために適切な方法論を構築し,合理的な結論を導くことができる。
  • 既存の資料や文献の批判的検討を通じて独自の分析視点を構築できる。
  • 現代社会が抱える様々な問題に対してフィールドワークや資料分析,文献理解を通じて的確にアプローチすることができる。
  • 対象に応じて質的・計量的な分析方法を取捨選択し,適切な分析をおこなうことができる。
  • 情報収集や分析,考察の結果について,口頭や文書などで報告することができる。

フィールド文化学コース

フィールド文化学コースでは,人間の文化・歴史・言語・思想,創造・行動・思考について考究する人文諸学の成果を学び,専門とするフィールド文化学コースの専門知識を有し,さらには人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ学類のディプロマ・ポリシーに掲げた学習成果を上げるために,以下のようなフィールド文化学コースの学習成果を上げた者とする。

  • 人類の文化や社会に関するさまざまな問題に,総合的・学際的な視野からアプローチすることができる。
  • 自ら研究課題を設定し,世界各地を舞台にフィールドワークをシステマティックに遂行することができる。
  • フィールドワークで得られた情報を論理的に整理・分析・考察し,説得力ある結論を導くことができる。
  • フィールドワークの研究成果を,口頭や文書でわかりやすく説明・報告することができる。

歴史文化学コース

歴史文化学コースでは,人間の歴史・文化・思想・言語,思考・行動・創造について考究する人文諸学の成果を学び,専門とする歴史文化学コースの各専門分野の専門知識を有し,さらには人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ学類のディプロマ・ポリシーに掲げた学習成果を上げるために,以下のような歴史文化学コースの学習成果を上げた者とする。

  • 過去の人類の営みをたどることで,現代社会が直面する多くの問題の本質を理解し,将来を展望する能力を高めることができる。
  • 設定した課題に対して,多様な手段を駆使して情報を収集し,必要な知見を精査,抽出できる。
  • 史料を正確に読解し,論点を整理,要約して,口頭や文書などで報告することができる。
  • 多くの文献にあたり,多様な学説を相互に検証しつつ考察を重ねることで,独自の論考にまとめることができる。
  • 時間,空間の異なる世界を考察の対象とし,多様な価値観や思考法に接することで,それらに共感し,理解する能力を高めることができる。
  • 歴史的事象との対話を繰り返すことで,深い洞察力と幅広いパースペクティヴを養うことができる。

言語文化学コース

言語文化学コースでは,人間の言語・文化・思想・歴史,思考・創造・行動について考究する人文諸学の成果を学び,専門とする言語文化学コースの各専門分野の専門知識を有し,さらには人文諸学の総合的・学際的視野を持った人材を養成する。学士(文学)の学位を授与される学生は,以上の人材養成目標に到達し,かつ学類のディプロマ・ポリシーに掲げた学習成果を上げるために,以下のような言語文化学コースの学習成果を上げた者とする。

  • コトバと文学の科学的研究にとって必要なテキスト分析の知識及び方法論を理解する。
  • 外国事情に関心を持ち,外国語のコミュニケーション能力をもつ。
  • 複数の言語文化に触れることにより自らの思考方法を内省し,文化的アイデンティティを獲得する。
  • ひろく言語文化に関する課題を探究するために,情報収集・調査や,情報の分類・分析を行うことができる。
  • 討論やプレゼンテーションの経験を積むことにより,意見発表能力を鍛える。
  • 原典を講読することにより,翻訳では理解し得ない異文化の特徴を理解し,学問的深化を実現する。