国際学類

令和4年度入学者~

【学類のCP】

1.国際学類のカリキュラムは、コアとなる必修科目(研究演習・卒論)・専門基礎科目群と、プログラムごとに選択必修を指定できる各種専門科目群によって構成される。それらに加えて、多彩な専門科目を自由選択でき、プログラムも主・副2つ以上取ることが可能で、学生の興味・問題関心に合わせた多様で柔軟な学びができる。

2.学びの中心に少人数でおこなう演習を置き、課題探求型の自己学習を指導する。また、現在の国際社会に必要な外国語の運用能力を培うための専門科目(E科目や言語コミュニケーション科目)を充実させるとともに、異なる価値観に接することを奨励し、留学や異文化体験などを単位認定する。

 

【プログラムのCP】

・国際政治プログラム/同Eプログラムのカリキュラムは、国際社会や国家の政治制度、および、その制度を支えるシステムの構造を理解し、国際機構・国家の政策やその社会を構成する組織や人々の行動を分析することに主眼を置いている。政治学、社会学、歴史学などの学問諸領域からの知見を生かしながら、一見、局地的・単発的と思われる国際社会の問題に関してもグローバルな視点から考察する能力を修得することができる。

・国際経済プログラム/同Eプログラムのカリキュラムは、国際的な経済問題である国際貿易、国際金融、国際ビジネス、先進国と途上国の格差問題、持続可能な経済発展について、その現状とメカニズムを理解し、各国政府の政策や企業、人々の行動を分析することに主眼を置いている。国際経済学、開発経済学を基礎に政治学、社会学、歴史学、経営学の知見を取り入れてグローバル社会における様々な経済問題をマクロ・ミクロ両面から考察し議論する能力を修得することができる。

・英語圏研究プログラム/同Eプログラムのカリキュラムは、歴史学、文化人類学、および文学・文化研究の立場から、英語圏世界についての横断的かつ深い知識を獲得することに主眼を置いている。英語運用の実践的訓練を兼ねた演習形式の授業を通じて、英語圏の歴史、社会、文化を分析し、多様な文化的背景を持つ人々との共生を目指す国際人に必要な知的基盤と能力を修得することができる。

*Eプログラムは、英語で開講される授業だけで単位修得をし、同名のプログラムと同一能力を獲得して卒業できるプログラムである。

・ヨーロッパ圏研究プログラムのカリキュラムは、ヨーロッパ世界とその関連諸地域の諸事象について、人文科学や社会科学の様々な研究手法を通じ認識を深めることに主眼を置いている。こうした認識の深化に併せて、英語のみならず欧州諸言語の実践的運用能力を伸ばすことを通じて、たとえば、環境、人権、福祉、観光といった諸分野で新しい試みに挑みつづけているヨーロッパの現在を、複眼的に把握する能力を修得することができる。

・アジア・日本研究プログラムのカリキュラムは、日本をふくむアジア諸地域について、人文科学や社会科学の様々なアプローチを用いて分析することに主眼を置いている。他の地域や世界の状況との比較の視座から、俯瞰的に日本やアジアの文化・社会を考察し、専門知識に裏打ちされた自らの思考を論理的に、正確かつ高度な外国語を使って表現する能力を修得することができる。

・グローバルDEI(Diversity, Equity & Inclusion)プログラムのカリキュラムは、現代社会における多様性や公正・共生に関する諸問題について、人文科学や社会科学の様々な研究手法を通じ認識を深めることに主眼を置いている。多様性に富んだ公正かつインクルーシブな社会の構築に向けて、文化・宗教・ジェンダー・セクシュアリティ等に関する視野を広げ、そこで得られた知見をもとに現代社会を多層的に考察する能力を修得することができる。

・日本語教育プログラムのカリキュラムは、日本語教員養成(主専攻)のための専門科目50単位を中心に学び、日本語や日本語教育、日本文化の専門知識はもちろん、「日本語教授法」「日本語教育実習」等の演習・実習科目で実践力を身につけることに主眼を置いている。グローバル時代の国際社会や日本社会についての理解と、外国語でのコミュニケーション力を生かして日本語を教える能力を修得することができる。

 

~令和3年度入学者

国際学類では,金沢大学グローバル・スタンダードに立脚しつつ,グローバル化が進んだ21世紀に,国際社会への深い洞察力,外国や異文化への高い関心と探求心,優れたコミュニケーション能力を持ち,国際的な場で活躍し,異文化との〈しなやかな共生〉を実現できる真の国際人を養成することを目指し,導入科目,専門基礎選択必修科目,専門選択必修科目及び選択科目を階層的に配置している。すなわち,必修科目(「国際学入門1,2」,「日本文化1,2」,「卒業論文」)10単位,専門基礎選択必修科目(国際社会系8単位,日本文化系8単位),コース専門選択必修科目(24単位必修),選択科目(「インターンシップ」,「異文化体験実習」を含む28単位)など,少人数で行う演習などの課題探求型の自律的能動的学習科目(アクティヴラーニング)と英語で開講されるE科目を中心に科目配置している。

国際社会コース

本コースでは,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり教育課程を編成し,実施する。
本コースのカリキュラムは,学習成果の特に1,2,3,5を養うために,政治学,経済学,社会学,歴史学等の学問諸領域に縦割り的に置かれることの多い国際関連の科目を統合して配置する。近年,「学際的」な学問の発展が求められるが,国際社会の研究もその一つであり,国際社会コースで学ぶ学生は,人間科学と社会科学に多数の研究者を擁する金沢大学で構築される「国際学」のすぐれた研究成果を,綿密に立てられたカリキュラムのもとで学ぶことができる。さらに,英語で開講されるE科目を多数配置するとともに(学習成果の4),1〜2年次には海外語学研修(数週間),3〜4年次には派遣留学(半年〜1年)を奨励する。また,希望者で英語力が一定水準に達している者は,英語による専門科目で構成された英語プログラムを通して卒業要件単位を満たすことができる。

学修成果

  1. 国際問題を理解するために必要な基礎的科目で得た知識を習得していること 
  2. 国際社会に関する専門的知識が系統的に学習され,それについての深い知見を有していること
  3. 現代社会をマクロ的に展望する能力を習得していること
  4. 国際社会に関して学んだ知識と理解などに基づき,英語をはじめとした外国語のコミュニケーションを通して充分な自己表現能力を獲得していること 
  5. 国際社会に関する専門的知識に基づき,自主的に関心を持つテーマを見つけ出し,それを独自に考察し研究する能力を習得していること
  6. 日本の文化・社会・歴史や日本語についてグローバルな視点から客観的に観察できる態度と能力を獲得していること 
  7. 自分自身のキャリア・パスと本コースで学ぶ専門知識を接続させ,自身の進路をプロデュースできる職業設計能力を有していること
     

日本・日本語教育コース

本コースでは,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり教育課程を編成し,実施する。すなわち,日本の文化・社会・歴史及び日本語・日本語教育に対する深い知識を習得させるために(学習成果の特に2,3,4),2年次以降は,日本語教師養成(主専攻レベル)のための専門科目50単位を中心に学ばせ,特に「日本語教授法1,2」「日本語教育実習1,2」等の演習・実習科目で実践力を身につけさせる。また,それらと平行して,留学生センターの日本語授業のティーチングアシスタントや地域のボランティアなどで現場を体験させ,希望者には4年次秋に海外教育実習も体験できる。1〜2年次には海外語学研修(数週間),3〜4年次には派遣留学(半年〜1年)を奨励する。

学修成果

  1. 世界情勢を偏りなく見つめ,自己のアイデンティティを大切にしながら異文化を受け入れられる価値観や包容力を有していること 
  2. 日本の文化・社会・歴史や日本語について,グローバルな視点から客観的に観察できる態度と能力を有していること
  3. 日本文化や日本語・日本語教育に対する深い理解と知識を有していること 
  4. 自国文化や母語についての深い理解を前提として,国内外で外国人に日本語を指導するための高度な知識や教授法を有していること
  5. 英語をはじめとする外国語コミュニケーション能力とともに,日本語による高度なコミュニケーション能力を有していること 
  6. 自分自身のキャリア・パスと本コースで学ぶ専門知識を接続させ,自身の進路をプロデュースできる職業設計能力を有していること

アジアコース

本コースでは,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり教育課程を編成し,実施する。すなわち,中国・朝鮮半島・東南アジア・南アジアの幅広い地域について,人文科学・社会科学の様々なアプローチからの科目を提供し,学生の多様な興味関心に応えるとともに,学際的な思考力を備える人材を育成する(学習成果の特に1,2,3)。また,高度な中国語・朝鮮語能力を身につけることを可能とする言語コミュニケーション科目群を設定する(学習成果の特に4,5)。1〜2年次には海外語学研修(数週間),3〜4年次には派遣留学(半年〜1年)を奨励する。

学修成果

  1. 東アジアの文化・社会の存在様態についての高度な専門知識を有していること
  2. 他の地域や世界の状況との比較の視座から,俯瞰的に東アジアの文化・社会を考察する能力を有していること 
  3. 日本とアジア諸国の関係について,専門的知識に裏打ちされた自らの意見を持ち,両者の交流の仲介役となることができるコミュニケーション能力を有していること
  4. 中国語・朝鮮語または英語で書かれた文献を正確に読解し,確実な情報基盤を築く能力を有していること
  5. 自らの論理的な思考を,正確かつ高度な中国語・朝鮮語または英語を使って表現する能力を有していること 
  6. 日本の文化・社会・歴史や日本語についてグローバルな視点から客観的に観察できる態度と能力を有していること 
  7. 自分自身のキャリア・パスと本コースで学ぶ専門知識を接続させ,自身の進路をプロデュースできる職業設計能力を有していること

米英コース

本コースでは,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり教育課程を編成し,実施する。すなわち,グローバル化の理解に欠かせない米英をはじめとする英語圏の動きに関する知識を多角的に学ばせるために(学習成果の特に1,2),歴史,メディア表象,移民問題,環境問題等を主題とする科目を提供する。演習・講義両形式ともに,英語運用の実際的な訓練と,英語を実用的なツールとして活用するために不可欠なコンテクストしての英語圏文化・社会についての広範かつ深い知識の習得を重視する(学習成果の特に4)。1〜2年次には海外語学研修(数週間),3〜4年次には派遣留学(半年〜1年)を奨励する。また,希望者で英語力が一定水準に達している者は,英語による専門科目で構成された英語プログラムを通して卒業要件単位を満たすことができる。

学修成果

  1. 英語圏の文化・社会の存在様態についての高度な知識を有していること
  2. グローバルな視座から俯瞰的に英語圏の文化・社会を考察する能力を有していること
  3. 英語で書かれた文献を正確に読解し,確実な情報基盤を築く能力を有し,自らの論理的な思考を,正確かつ高度な英語を使って表現する能力を有していること 
  4. 日本の文化・社会・歴史や日本語についてグローバルな視点から客観的に観察できる態度と能力を有していること 
  5. 自分自身のキャリア・パスと本コースで学ぶ専門知識を接続させ,自身の進路をプロデュースできる職業設計能力を有していること

ヨーロッパコース

本コースでは,学位授与方針に掲げる学修成果を達成するため,以下のとおり教育課程を編成し,実施する。すなわち,地中海地域を含むヨーロッパ圏の文化・歴史・政治・経済・社会を,一段と深い戦略的視点から考察する意識を育てるために(学習成果の特に1,2,4)「現代ヨーロッパ社会論1,2」,「ヨーロッパ生活論1E,2E」やヨーロッパおよび周辺地域についての社会・文化・歴に関する特論や演習を配置する。また,そうした知識を踏まえ,将来この地域を担当する実務家として活躍するための基礎的技能としてのドイツ語・フランス語・スペイン語等のコミュニケーション科目を配置し,言語の実践的運用能力の習得を重視する(学習成果の特に3)。1〜2年次には海外語学研修(数週間),3〜4年次には派遣留学(半年〜1年)を奨励する。

学修成果

  1. 現代ヨーロッパの政治・経済・文化について,将来この分野の専門職業人として活動するに相応しい,基礎的知識を習得していること
  2. 現代に生きる創造力ある世界であると共に,歴史と伝統の深い根を有する世界であるヨーロッパ文化を学ぶ者として,これまでのヨーロッパ文化が産み出してきた思想,文学,芸術等の歴史的諸価値に対しそれを理解する豊かな感受性を有していること
  3. それぞれの関心に従って仏・独・西語等につき各言語の代表的検定試験でCEFR B2程度,即ち国際的な場で働く意欲のある人材に要求されるコミュニケーション力獲得まで,スムーズに到達できる基礎的語学力を有していること 
  4. ヨーロッパのみならずその周辺諸地域(中央アジア圏,中近東アラブ圏,中南米地域)の社会・文化の理解のもと,複眼的に世界を見る目を有していること 
  5. 他者及び多文化への旺盛な関心のもと,日本に固執することなく,生活及び労働の場を広く世界に求めることのできる,国際感覚と人間関係構築力を有していること
  6. 日本の文化・社会・歴史や日本語についてグローバルな視点から客観的に観察できる態度と能力を有していること 
  7. 自分自身のキャリア・パスと本コースで学ぶ専門知識を接続させ,自身の進路をプロデュースできる職業設計能力を有していること
     
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